ご経験ないですか?ぎっくり腰 253
静岡は清水にあります
プライベートジム「バランスアップ」と
「姿勢&スポーツクラブ ビッグ・エス清水」
にて活動してます
『女性でも振り返る立ち姿美人をつくる
理想ボディーラインクリエイター』
の中野茂徳(なかのしげのり)です。
重い物を持った拍子に
突然腰が痛くなり動けなくなってしまう。
そんな恐ろしいぎっくり腰、
正式には急性腰痛と言います。
読んで字の如く
急激に発症した腰痛を指し、
欧米ではその激しい痛みから
「魔女の一撃」とも呼ばれます。
多くは1週間~2週間程度で
自然に回復していきますが、
時間経過によって改善が見られない、
または下半身に痛みや痺れといった
症状が出現した場合などは、
椎間板ヘルニアなどの病気が
隠れていることがありますので要注意。
クライアントさまからよく聞くケースは、
「重い物を持ち上げた時」
に発症するケースですが、
「少しお辞儀をしただけ」
「ただ立ち上がろうとしただけ」
「くしゃみをした際」など、
ぎっくり腰が起こる状況は多岐に渡ります。
ぎっくり腰になった時に
身体の中では何が起こっているのかは、
実ははっきりとしたことは
未だ分かっていません。
椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの
病気による痛みを
ただのぎっくり腰と思って放置したり、
整体院などで施術を受けて
悪化してしまうこともあるので、
まずは整形外科の医師に診て
正しい診断をしてもらうことが先決です。
ぎっくり腰は痛みが強いので
ついつい横になって
休んでしまうことが多いですが、
できるだけ安静にしない方が
早く治ると言われています。
たくさんの研究がありますが、
ぎっくり腰になった時に
安静にしていたグループと、
できるだけ普段通りの生活をしていた
グループを比べると、
痛いながらも普段通りの生活を
心がけたグループの方が
良くなることが多かった
ということが分かっています。
身体の状態は様々なので、
一概に安静が絶対に悪い
というわけではありませんが、
痛いながらも、できるだけ
やれることをやるということが、
改善の近道になりそうです。
いつもの家事を少しずつやってみたり、
職場の理解が得られるなら、
重いものを持ったりすることは避けて
軽い仕事から復帰してみたり。
こういったことを心がけることで、
結果的に早く良くなるということが
言えると思います。
勿論痛くて全く動けないという状況で
無理に動く必要はありませんし、
もしかしたら椎間板ヘルニアなどの
病気が潜んでいる可能性もあります。
ともあれ心配な症状がある場合は
早めに整形外科を受診することを
お勧めします。